素潜りレッスンナビゲート
全くの初心者、自己流での経験者さん、イルカと泳ぎたいなど、目的別に最適なレッスンをご案内します
何からはじめたらいいの…⁉
興味別!素潜りレッスンナビゲート
「素潜りに興味はあるけれどまったくの未経験、いったい何からどうスタートすれば良いの?」
「フリーダイビングに憧れているけれど、私でも始められるの?」
「いつかイルカと泳ぐ夢を叶えるには... ?」などなど…。
そんなあなたにレッスンやコースを組み合わせたオススメのカリキュラム、
目標に向けたロードマップ、季節に応じた年間計画をご提案します。

素潜り未経験さん
01. 野生のイルカと泳いでみたい!
ドルフィンスイムに憧れる素潜り未経験のAさん
テレビで野生のイルカと一緒に泳げる場所が日本国内にあると知って興味を持ったものの、素潜りの経験はない。水泳なら25mくらい泳げるけれど、足のつかない海で泳ぐ経験はなくて少し怖い気がする。

何からスタートすればよい?
国内で素潜りで野生のイルカと泳げる場所は、いくつかありますが、最も有名な場所のひとつが東京都の御蔵島です。リトルブルーでは毎年、夏の暖かい時期に、御蔵島合宿を行っています。
特別なCカードは必要ありませんが、足のつかない外洋でのアクティビティとなるため、安全のためにもスキンダイビングの基礎スキルは絶対に必要です。
素潜りのご経験が全くなく、器材もお持ちでない場合、最初はスキンダイビング入門レッスンからスタートします。プールと海の両方がありますが、海に慣れていない場合はプールレッスンから始めるほうがスムーズかもしれません。
プールレッスンは冬場は東京・新木場の屋内プール、夏場は三浦の屋外プールで行っています。プールレッスンで少し慣れてきたところで海での入門を受けていただくことが一番スムーズですね。
海での入門レッスンは、水温が上がってくる毎年5月から10月の間に開催しています。それ以外の季節の海は、プライベートレッスンとしてとして一年中受付しています。
おすすめ年間スケジュール
御蔵島のイルカと泳ぐおすすめの季節は7月8月9月、夏の間です。その2〜3ヶ月前からスキンダイビングのレッスンを始めれば、数回のレッスンでイルカと泳げるチャンスがあります。また、御蔵島に行くまでには、自分の器材を購入して泳ぐ方が安心です。
例えば冬の間、プールで入門レッスンを受ける。そして5月、海が温かくなってきたら海の入門レッスン。そして海での初中級レッスンにステップアップ。この間にもし良い器材があれば器材もゲットそして、7月8月に御蔵島で憧れのイルカと対面し、一緒に楽しく泳ぐことができるでしょう。
インストラクターよりひとこと!
よく「一生のうち、いつかはイルカと泳いでみたい」と言う方がいらっしゃいますが、イルカと泳ぐことは幻のような話ではありません!思い切って練習をスタートすれば、すぐにこの夏にでも、その夢は叶います。イルカと目と合わせ、一緒に泳ぐ経験は素晴らしいものです。何十回とイルカと泳いできたわたしにとっても、今でも夢のような素敵な時間が続いています。

スキューバCカードあり
02. スキューバのCカードは持っている!
スキューバ歴はあるけれど、素潜り技術には自信がないBさん
スキューバダイビングのCカードは取得しているが、素潜りは軽くシュノーケリングを楽しむ程度で、本格的に学んだことはなく、いざ潜ってみたらうまく行かない。どんなレッスンを受けると上達する?

何からスタートすればよい?
スキンダイビングとスキューバダイビングは、共通する知識やスキルも多いのですが、少し異なる部分もあります。その違いを改めて学ぶ意味で、まずは、「入門レッスン」へのご参加がおすすめです。
入門レッスンは決して初心者さんだけのものではなく、これまで自己流で潜られていた方や、スキューバダイビングのご経験が長い方にもとても役立つ内容になります。また、レベルによって、レッスンの中でもある程度潜り込みも行っていただきます。
おすすめ年間スケジュール
冬の間は、プールでの入門レッスンやトレーニングを。夏は海の入門レッスンへ。基礎スキルを身につけたら、初中級レッスン・ファンダイブレッスンに進んでください。
ご興味があれば、スキンダイビングのCカード認定コースもおすすめです。さらにそこからフリーダイビングのコースに進むこともできます。
インストラクターよりひとことアドバイス!
スキューバダイビングの経験がある方は、すでに素晴らしい海の世界をご存知だと思います。同じ海でもその海に身体ひとつで潜る体験はさらに新しい世界を見せてくれるでしょう。ぜひ幅広く海の世界を楽しんでください。

フリーダイビングに興味
03 フリーダイビングに興味あり!
自己流で素潜り、フリーダイビングに興味があるCさん
素潜りが好きで、友人と共に自己流で海に入っているが、スキンダイビングに関する知識をしっかり学んだことはない。最近フリーダイビングにも興味が出てきた。ロングフィンを使って深く潜ったり、息を長く保たせるテクニックなどを知りたいと思っている。

何からスタートすればよい?
これまで自己流で素潜りを楽しまれていて、さらに本格的にスキンダイビングやフリーダイビングを学びたいという方は多いです。今後さらに深く長く潜るには、しっかりとした知識スキルを1から学ぶことをおすすめします。既にご経験があるので、おそらく少しコツを学ぶと目からウロコというような発見があり、すぐにグンとスキルアップすることでしょう。
自己流でのご経験者も、一番最初は入門レッスンへのご参加をおすすめします。入門という名前ではありますが、初心者さんだけでなく、これまで自己流で潜られていた方が、ご自分の知識や自分のスキルを確認し、足りないこと・知らなかったことを確認する場として非常に効果的です。
その後初中級レッスンへ。そしてファンダイブレッスンなどで経験を積んでから次のステップへ。
フリーダイビングに進むにあたってはスキンダイビングの体系的な知識とスキルが必要となるため、スキンダイビングのCカードまたは同等レベルのスキルチェックを行います。フリーダイビングの初級コースは12mが検定要件ですので、7〜8m付近まで楽に潜れるようになってからのコース受講がおすすめです。
おすすめ年間スケジュール
フリーダイビングCカード認定コースはいつでも始められますが、海洋トレーニングのオンシーズンは5月から10月。一番効率よいのは春スタートです。5月から始めれば、その年のうちにすぐ海洋トレーニングに参加できるのでスキルアップしやすいです。 秋ごろから始めた場合、海のトレーニングや講習が一旦中断してしまうことがあるので、できるだけ7月ぐらいまでにコースをスタートされることをおすすめします。 ただもちろん、いつでもお好きなタイミングで、まずは座学からスタートすることは可能です。冬場はプール講習をメインにじっくりトレーニングを進めていくことも可能です。
インストラクターよりひとことアドバイス!
今後フリーダイビングにチャレンジしたい人には、Cカード認定コースをおすすめしています。スキンダイビングのコースを受けた後、フリーダイビングコースにステップアップしてください。リトルブルーでは、AA、AIDAのフリーダイビングコースを開催しており、これまで多くのフリーダイバーが生まれています。リトルブルーのインストラクターは全員現役フリーダイバーです。ぜひ一緒にフリーダイビング競技も楽しみましょう!

色々な海で潜りたい
04. 全国各地の海で潜りたい
色々な海で素潜りしたい!ホエールスイムも気になるDさん
好奇心旺盛で旅好きのDさん。海ではシュノーケリングを楽しむ程度の経験はあるが、もっといろんな水中の景色を見るため、長くきれいに水中で泳ぐ技術をしっかり身につけたい。そしてそのうちクジラと泳ぐホエールスイムもやってみたい。

何からスタートすればよい?
日本は北から南まで、リトルブルーでは、三浦半島だけでなく、季節に応じて色々な海に繰り出しています。 特にハイライトは冬のホエールスイム。国内では奄美大島や沖縄でザトウクジラと泳ぐことができます。海外に行かなくてもこうした巨大な生物に会うことができるんです!リトルブルーでは約8年前から毎年冬にホエールスイム合宿を行っています。
寒い日本の外洋で行うアクティビティですので、ご参加にあたっては、スキンダイビングまたはフリーダイビングのCカードを必要としています。
これまで全くご経験がない場合は、まずは入門レッスンからから開始。ある程度スキルがついた時点でスキンダイビングCカード認定コースに進みます。
Cカード認定コースはプール講習、海洋講習と筆記テストがあり、それぞれ合格基準があります。どのタイミングでCカード認定コースを始めるかに関しては、インストラクターにご相談いただければ、適切なタイミングでCカード認定コースの受講時期をお伝えします。
おすすめ年間スケジュール
奄美大島ホエールスイム合宿は冬季限定(ザトウクジラが日本近海に来る季節)。例年3月に行います。おすすめは夏の暖かいうちに入門レッスンを終え、初中級レッスンを経て、秋までのまだ水温が高い適切なタイミングでCカード認定コースを開始し、10〜11月ぐらいまでにCカード取得が終わっていると安心です。
その後、3月の合宿までにプールや冬のファンライブでさらにスキルを磨いていただければ、十分に楽しんでクジラとのスイムを楽しめるかと思います。
ホエールスイムは基本的には「潜らない」アクティビティですが、「潜れる」スキルが十分にある方がコントロールした上で「潜らない、追わない」スタイルで行います。
インストラクターよりひとことアドバイス!
一度ザトウクジラに出会ってしまうと、その雄大な歌声の存在感に圧倒されます。それは心震える一生忘れない体験になるでしょう。ぜひCカードを取得して、スイムをご一緒しましょう!

耳抜きが苦手!
05. 耳抜きが苦手!
数メートルは潜れるけれど、耳抜きがうまくできないEさん
スキンダイビングが大好きだけれど、耳抜きが苦手で少し潜り込みをすると耳が痛くなってしまう。頭を下にすると耳抜きができづらく、もっと深く潜りたいけれど、自分の耳はもう抜けないのかな?と諦めることがある。

何からスタートすればよい?
耳抜きに課題をお持ちの方はとても多いです。私達インストラクターもみんな初めは耳抜きに苦労していました。ですが、練習すれば必ずできるようになります。
既にスキンダイビングのスキルをお持ちの場合は、「耳抜きトレーニング」の受講をおすすめします。まずは座学で耳抜きについて学び直してから個別にカウンセリング。その後、5mプールでしっかりと耳抜きのコツを掴みます。
深さ5mプールで今どのような耳抜きをしているのか、何が課題なのかをインストラクターが詳細にチェックします。5mプールで地道にコツをつかめば、必ずその先の深度での耳抜きは楽にできるようになります。
耳抜きの上達には実はフィンワークや体の使い方が関連してることもとても多いので、耳だけに固執せず、幅広く潜る体験を積み重ねていくことも実は回り道のようで近道だったりします。ある程度耳が抜けるようになったら今度は海で「耳抜きトレーニング」を受講してください。このステップでいつの間にか10mくらい楽に潜れるようになった方も多いですよ!
おすすめ年間スケジュール
冬の間は5mのダイビングプールで、夏は屋外のダイビングプール、海でのトレーニングをおすすめします。 耳抜きの技術をスキルアップして10m以上潜りたい方は、フリーダイビングのCカード認定コースもおすすめです。
インストラクターよりひとことアドバイス!
最初は耳抜きが苦手でも大丈夫!今は何十mも潜る私達インストラクターも最初はみんな耳抜きで苦労した経験を持っています。インストラクター自身も長い間7m以上潜れなかった期間がありました。これ以上潜れないと諦めていた時期もありましたが、今では何十m潜れています。地道に一緒に頑張りましょう。